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【報告】JICA課題別研修「海洋ごみ対策のための廃棄物管理(B)」(遠隔&来日研修)を実施しました

近年、海洋プラスチックごみは、世界規模の環境問題として認識されつつあります。この問題に取り組むため、新たな国際的な枠組みの構築が始まる一方、東南アジアは、海洋プラスチックごみのホットスポットとして、重要な対象地域と考えられています。東南アジアでは、急速な経済成長や生活スタイルの変化に伴い使い捨てプラスチックの消費量が増加し、その多くが海洋に流出し、海洋プラスチックごみとなっています。この問題の原因は様々ですが、陸域において適切な廃棄物管理ができていないことも大きな原因の一つと考えられています。

ICETTは、独立行政法人国際協力機構(JICA)より委託を受けASEAN地域における海洋ごみの削減と管理の促進を目的として、「2022年度課題別研修『海洋ごみ対策のための廃棄物管理(B)』」を実施いたしました。

本研修では、陸域における発生抑制が根本的な対策である一方、海域に既に流出した廃棄物の管理も必要であるとの考えを基本方針とし、講義、討議、視察、実習など多様な内容を包括的に組み合わせたプログラムを構築、実施しました。研修員は、海洋ごみについて幅広くかつより深く理解するとともに、海洋プラスチックごみの削減や管理に貢献する様々な法施策や技術について学びました。また、行政機関、産業界、学界、市民団体など様々な分野の講師との学びの機会を経て、海洋プラスチックごみに関する様々な問題は互いに関連していること、ゆえに、多様なセクターとの連携が重要であることも学びました。

研修最後には、研修中の学びを活かして帰国後のアクションプランが作成されました。また、研修を通し、研修員間には相互理解とパートナーシップが醸成されました。今後、各研修員が、各々のアクションプランを実施し、自国の海洋ごみ対策においてリーダーシップを発揮するだけでなく、醸成されたパートナーシップの下でASEAN地域の課題解決に共に貢献することが期待されます。

この場を借りて、本研修に多大なご協力をいただきました講師や見学先の皆様に厚くお礼申し上げますとともに、本研修の実施にご指導、ご支援いただきましたJICA、JICA中部、ASEAN事務局関係者の皆様に感謝申し上げます。

研修期間

  • 遠隔研修:2022年10月3日(月)~10月14日(金)
  • 来日研修:2022年11月18日(金)~12月9日(金)

研修員

  • ASEAN諸国の行政官(国・地方自治体)および研究者
    カンボジア(2)、インドネシア(3)、マレーシア(1)、フィリピン(2)、タイ(3)、ベトナム(1)
  • ASEAN事務局(日本ASEAN共同基金)職員(1)                    計13名

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